『ダンサーそして私たちは踊った スタッフ&キャスト あらすじ』
「ダンサそして私たちは踊った」はセンセーショナルに同性愛を描いた作品になっています。
監督はレバン・アキで初の長編映画デビューとなります。
今回はダンサーそして私たちは踊った スタッフ&キャスト あらすじなどの情報を
お届けしていきます。
目次です
【ダンサーそして私たちは踊った スタッフ&キャスト】
■ 監督:レヴァン・アキ
■ 脚本:レヴァン・アキ
■ 原案:レヴァン・アキ
■ 製作:レヴァン・アキ
■ 出演:レヴァン・ゲルバヒアニ、バチ・ヴァリシュヴィリ、アナ・ジャヴァヒシュヴィリ。
ジオージ・ツエレテリ、タマル・ブフニカシュヴィル
【ダンサーそして私たちは踊った 概要】
■ 英題:AND THEN WE DANCED
■ 製作国:スウェーデン、ジョージア、フランス
■ 公開日:2019年12月11日
■ 上映時間:113分
■ 配給:ファインフィルムズ
本作は「第92回アカデミー賞 国際長編映画賞」、「第72回カンヌ国際映画祭 クィア・パルム部門」ノミネート
「オデッサ国際映画祭 主演男優賞」、「サラエボ国際映画祭 主演男優賞」など数々の賞を
獲得している映画です。野心と情熱を滾らせたダンスシーンに加えて、現実にもがきながらも
根底にある純真さ、あどけなさを見せる演技を見せる主役のレヴァン・ゲルバヒアニにも注目されています。
本作は、以前はグルジアとして知られた小国ジョージアを舞台に、国立舞踏団で厳しいトレーニングを積む
主人公メラブと、突如として現れたカリスマ的な魅力にあふれるライバル・イラクリの関係性に焦点を当てた
ヒューマンドラマです。
【ダンサーそして私たちは踊った あらすじ】
ジョージアの国立舞踏団で、幼少期からダンスパートナーのマリとトレーニングを積んできたメラブ。
そんなメラブは日中のハードな練習の後にはレストランでのアルバイトで家計を一手に引き受け、気の休まる暇もありません。
そうした苦難もありながら、変化の内生活を送っていたメラブは運命的な出会いをします。
そんな日々の中のある日、カリスマ的な魅力のあるイラクリが同じ舞踏団入団し、同時にメイン団の欠員補充のための
オーディションの開催を知ります。
イラクリの持つダンスの才能に驚き且つ芽生えたライバル心がオーディションに向けての2人だけの特訓を経て、
憧れと抗えない欲望へと変化していきます。
【ダンサーそして私たちは踊った 静かで激しい同性愛】
メラブは2人だけの練習を通して、ライバル心が恋心へと変化していきます。
「ジョージアンダンスに弱さはいらない」と言うように舞踏団の男性ダンサーに求められるのは
ひたすら力強くあり続けること。突如訪れた「同性への愛」によって、生活も含めてあらゆることに
大きな変化を余儀なくされるメラブ。
そのメラブが人生をかけて踊ったダンスとは・・・・。
ダンサーとしての葛藤や野心、一方で抗えない感情と共に徐々に変化していく両者の関係が
静でありながら激しい同性愛を描いています。
【ダンサーそして私たちは踊った センセーショナルな映画】
本作を評して「ゴッズ・オウン・カントリー」のフランシス・リー監督は「私たちを途方もなくエモーショナル
な旅に連れ出す作品」と激賞しています。
また、ここ近年のLGBT作品の中でも群を抜いた一作と言えます。
「ダンサーそして私たちは踊った」は2019年のカンヌ国際映画祭のプレミア上映を皮切りに世界各国で高い評価を
獲得。監督は、スウェーデンの新鋭且つジョージアにルーツを持つレヴァン・アキン。
舞台であるジョージアでは11月8日から僅か3日間のプレミア上映の5,000枚のチケットが13分で完売した
と言う逸話もあります。
ですが、国内最大の教徒数を持つとされるジョージア正教会は同性同士の恋愛を描いている本作に対して
「ジョージアとキリスト教の価値を貶める」と非難し、上映中止を求める声明まで発表しました。
また、右翼部隊が上映に抗議し映画館に突入しようとするなどセンセーショナルな騒動を引き起こしました。
当のレヴァン・アキン監督は本作に対して「ジョージアへのラブレターだ」と語っています。
【ダンサーそして私たちは踊った 主人公メラブを演じたのは?】
本作「ダンサーそして私たちは踊った」の主人公メラブを演じるのは、コンテンポラリーダンサーとしてジョージアで
活躍する21歳のレヴァン・ゲルバヒアニ。彼は何とInstagramを通じてアキン監督にスカウトされたと言う逸話があります。
野心と情熱を感じさせるダンスシーンに加え、現実にもがきながらも根底にある純真さ、
あどけなさを見せる演技がデビュー作でありながら非常に高い評価を受けました。
【まとめ】
今回はダンサーそして私たちは踊った スタッフ&キャスト あらすじなどの情報を
お届けしました。
ダンサーの同性愛と言うセンセーショナルな内容でありながら、ダンスも素晴らしく、
芸術的な映像は一見の価値ありです。