国境なき医師団中村哲医師の功績や経歴紹介！ペルシャワール会とは！

 

アフガニスタン中村哲医師、回復に向かったのになぜ亡くなったのか

アフガニスタン中村哲医師ですが、突然銃撃されなくなりました。

彼のご冥福をお祈りいたします。

私たちはテレビでの緊急速報にてこの情報を知ったと思います。

二度緊急速報が上がったことをご存知でしょうか？

一度目は銃撃された事は伝えられたものの命には別状なしと記載されていました。

しかし、2回目の報道には死亡の報告でした。

では何故回復に向かっていると報道されていたのが一転し、死亡に繋がったのでしょうか？

またアフガニスタンに医師が派遣される理由と銃撃がおこるほど治安が悪いのはなぜなのでしょうか？

中村哲医師がされてきた業績とともにお伝えします。

 

 

何故危ないアフガニスタンに医師が派遣される？

 

皆さん耳にした事が一度はあるのではないでしょうか？

 

【国境なき医師団】

その名の通り国籍も関係なく医療をする意思の事です。

銃殺された中村医師もこちらの医師団でした。

国境なき医師団の役割は医療だけではない事をご存知でしょうか？

もちろん医師なのですから怪我をしている人を助ける仕事があります。

しかしそれだけではありません。

実際に現場を見て今ここには何が必要なのかどんな状態なのか伝えることも仕事なのです。

世界は広く私たちはほんの一握りの国しかわかっていません。

貧しい国の現状は国境なき医師団が伝えてくれるからこそ、現場の全てが分かるのです。

医師でありながらジャーナリストでもある、それが【国境なき医師団】です。

国境なき医師団は自らが志願するものだそうです。

アフガニスタンは何故治安が悪い？

政府が出している危険であると言われる国レベルというものが存在します。

もともと観光客の為の目安でしたが、アフガニスタンを見てみると危険度がマックスと記載されていました。

つまり観光ができる国ではないと言う事です。

ではアフガニスタンに安全だった時はなかったのでしょうか？

実は80年ごろまでは治安はここまで悪くはなく観光できる地域もあったようです。

ここまで治安が悪化した理由はソ連が撤退した為と言われています。

撤退後国内で戦争やテロが勃発していったようです。

そこから現在に至るまでアフガニスタンは現状のままのようです。

なぜ中村医師は亡くなった？

 

 

回復傾向にあった医師が何故なくなったのでしょうか？
現地病院で緊急オペをすることになりました。
撃たれた銃弾は心臓に近い位置に2発ということでしたが手術は無事成功しました。
しかし、現地病院では設備があまり整っておらず術後設備が揃っている病院へ転院する時だったようです。
いきなり急変し帰らぬ人となりました。
致命傷といわれている心臓に近い2発の玉が彼の命を奪ったのです。>

 

中村哲医師の実績。

 

アフガニスタンは、農地が荒れ果て水が沢山の方が餓死寸前になっているということでした。

被災人数1200万人の方というとんでもない人数の方が食べ物、飲み物を獲る為に必死にもがき100万人が餓死寸前ともいわれ当時は、

生きるすべはないのではないか？】 とまで言われていたほど、国とにて崩壊していたのです。

 

そこで治療などの医療行為ではなく、今アフガニスタンに必要なのは水であると名乗りをあげ始まった水の確保です。

当日の映像を見ても消して中村哲医師は若い年齢とも言えませんし、自身の体にも負担は多かったはずです。

それでも人々の為約1600箇所とも言われる井戸を掘り続けたそうです。

もはや英雄です。【実績を積み重ねるこそが近道である】
彼の言葉は、今後も引き継がれアフガニスタンの人々を助けてくれる事だと思います。

 

奥様の気持ち

 

いくかはこうなることが来るのかもしれないと夫である中村哲医師の妻は思っていたようです。
危険な戦地に入っていくわけですから何があってもおかしくないと心構えがあったようです。
生前中村医師は家族に迷惑をかけたくないとコメントしており、個人的に心配しない事は無理だろうと思いますが彼の一番の理解者は妻であったことは間違いないです。

生涯消えることのないヒーロー！

 

アフガニスタンを救ってきた中村医師。
彼が行なっていた功績は、ヒーローそのもの。
もうこの世でアフガニスタンの手助けをすることはできませんが、彼の気持ちは今後も受け継がれるはずです。
ヒーローはいつまでもヒーローなのですから。