ダイエット

いつでも始められる手軽さ!水を飲むだけのダイエット

投稿日:2019年9月25日 更新日:

 

■手軽にできる水ダイエット

 

いろいろなダイエットがある中で、水を使ったダイエットがあります。
1日の中で水を飲む量をコントロールするだけのダイエットです。
なにかに置き換えたりするのではありません。
飲みの物ダイエットには、酵素ドリンクなどがありました。
これらはカロリーの高い食品に対して、飲み物を置き換えていく方法です。
満腹感を得にくく、精神的に高いストレスを抱えたままダイエットをしていかなければいけません。
これが成功しにくい理由のひとつですが、水ダイエットにはこうしたストレスがないのが特徴です。

 

水ダイエットは、食べるものに制限があったりしません。
水を飲むだけで、ほかはいつも通りの生活をするだけです。
なにか特別な準備をする必要もないのは、手軽に始められます。

 

■血液はさらさらに

 

人間の生命活動という面では、水は欠かすことができません。
汗や尿からも水分を排出していきますが、実は呼吸からも大量に失われています。
非常に多くの水分を失うため、補給が必要です。
失われている量は、2リットルから2.5リットルと考えられています。
さらに食事から補給できるのは0.6リットル程度であり、2リットルは補給しなければ帳尻が取れません。

実際にほかの飲み物からも補給しているはずですが、糖分が非常に多くなります。
これがダイエットには天敵です。
コーヒーなどは、カフェインの問題もあります。
糖分はなくても、胃腸に負担をかけますし、貧血などを引き起こす可能性も出てくるからです。
水の場合には、こうした成分がなにもありません。
純粋に水を補給しているだけで、身体に変化を与えないところがダイエット向きです。

 

ダイエットに水を使うと、血流が変わってきます。
水分が減ってくると、血液はどろどろになり、狭いところに流れにくくなるのが問題です。
各細胞に水分を届けるだけではなく、栄養素や酸素もいきわたっていきます。
脂肪の燃焼には酸素が大切であり、水によって基礎代謝が向上すれば、それだけ痩せやすくなる理由です。
特別な運動をしなくても、水を飲むことで痩せやすい体質になるのが、ダイエットにつながります。

 

酸素を運ぶほか、老廃物などを運び出すのも血流の大事な役割です。
血液がしっかりと流れるようになれば、冷え性対策にもなります。
ホルモンの分泌などにも使われているため、水を飲むというのは、ダイエットに適しているといえるでしょう。

 

■ダイエットになる理由

 

水ダイエットは、飲むだけで代謝を促進させていきます。
老廃物を排出して健全な身体を作っていきますが、そもそも水を飲めば体温は下がるのが道理です。
体温と同じようなぬるま湯を飲むのではなく、水を飲むところにポイントがあるからです。

体温を下げてしまうと、人間の身体は元に戻そうと働きます。
水をお湯にするときには、ガスなどのエネルギーを使って温めるでしょう。
これと同じことが身体の中で起きます。
下がった分の体温を回復させるために、体内のエネルギーを消費してしまうのです。
この熱を作り出すプロセスがダイエットになっていきます。

 

水を飲むと、かなりの満腹が得られますが、これも大切です。
ほかのものを食べる量が減るだけではなく、食べる速度もゆっくりになります。
ゆっくり食べると、その分だけ満腹中枢が刺激されて、少ない量でも食べたという充実感を得られるのです。
水ダイエットでも大切なところですが、自然と食べる量が減り、無理をせずに痩せていきます。

 

■水ダイエットに隠れた水中毒

 

非常に簡単な水ダイエットですが、デメリットも複数ある方法です。
かなりリスクのある問題も隠れています。

実際に水を使いますが、量を飲めばいいかといえば、そうとは言い切れません。
摂取カロリーが減る代わりに、栄養素も減ります。
必要な栄養素を補給できなければ、ダイエットどころではなくなるのです。

 

危険な問題として、水中毒が知られるようになりました。
水を摂取すると、血液がサラサラになるのは間違いありませんが、このときに血中ナトリウム濃度も低下します。
これが水中毒の原因で、頭痛やめまいが止まらないなどの症状が続いてしまうのです。
熱中症予防で体温を下げられるのはわかっていても、スポーツドリンクのようなものを摂取します。
これは、水中毒の存在がわかっているからです。
必要な量を補うという目的を守らなければいけません。

 

そもそも2リットルの水というのも、はっきりとした根拠がない部分です。
失われてしまう水分量は計算でだいたいわかっていますが、人それぞれ活動が異なります。
汗を多く書く仕事の人は、もっと水分を失うでしょう。
逆も考えられます。
そうなると、必要な水分を補う科学的な根拠は薄くなってしまうのです。
補給して代謝を活性するのは確かですが、飲み続ければいいというわけではない理由のひとつになるでしょう。

 

■水分補給のタイミングを考える

 

水ダイエットは、失われた水分補給が目的です。
タイミングは、朝起きたときからスタートしていきます。
寝ているときには、汗によってかなりの水分を失ってしまうので、コップ1杯の水を飲んで補給しましょう。
腸の動きも助けてくれるため、大事な1杯になります。

食事の前にも飲みます。
胃の中が空になっている状態で、1杯の水を飲むことで空腹をカバーできるでしょう。
さらに、代謝にも役立ってくれるため、先に水を飲みます。

 

運動などで汗をかいたときも、水分の補給が欠かせません。
ただし、一度に大量に飲むと、尿で排出されてしまうため、こまめに補給するのが大切です。

寝る前にも水が必要です。
寝汗で失われてしまうためですが、1杯の水を飲むだけでも違います。

水ダイエットも急激に痩せたりするわけではありません。
長い目で続けていくのが大切ですので、ゆっくりとダイエットをしていきたい人にぴったりの方法です。

 

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