麒麟がくるの楽しみ方!衣装の秘密と一般人も遊べるロケ地とは?
1月19日より放送開始の大河ドラマ「麒麟がくる」。
待ちに待った大河ドラマではありますが、沢尻エリカ被告降板などで騒動となりましたよね。
今回はそんな「麒麟がくる」より衣装に隠された裏話と川口春奈さん、私たちも遊びに行けるロケ地についての情報をお届けします。
衣装に隠された秘密とは?
川口春奈さんはなぜ選ばれた?
遊びに行けるロケ地ってどういうこと?
ちょっと違った視点で「麒麟がくる」を楽しんでみませんか。
目次です
麒麟がくる:衣装に込められた裏話
https://t.co/uEyuchEybx 本当にそれだけの理由ならちょいと短絡的すぎやしないかと思うんだけれど、実際どうなんだろう。なんでこんな色にしたのか気になって仕方がない。(ので本編も見る)
目の悪い老人に合わせたとかじゃないよね・・NHKは公共放送だし。— ライチィィイイサン (@ra1ch4) January 18, 2020
時代劇の衣装といえば、十二単など江戸時代のカラフルな衣装が代表的ですよね。
でも、実は「麒麟がくる」の舞台となる戦国時代の衣装が歴史上で一番カラフルなのだそうです。
当時の武士は、風水というものに非常に気を使っていたため、ドラマではその要素を衣装に採用。
風水の「五行相克(ごぎょうそうこく)」になぞらえ、それぞれのキャラクターに合う衣装を作ったといいます。
<五行相克とは>
風水には、破壊作用とともに相互作用を持つ「木(青)」「水(黒)」「火(赤)」「金(白)」「土(黄)」の5つの要素があります。
破壊作用についていいますと、
「木(青)」は「土(黄)」を破壊する作用を。
同様に、
「金(白)」→「木(青)」
「土(黄)」→「水(黒)」
「水(黒)」→「火(赤)」
「火(赤)」→「金(白)」
と、それぞれがそれぞれを倒す要素をもっています。
これを本作では衣装に取り入れたというわけです。
明智家の家紋は水色桔梗…ということから、光秀を青(水色)に。
それになぞらえ「信長は黄色」「藤吉郎は白」と分かりやすいビビッドカラーで衣装分けしています。
他にも、松永久秀が「花火のような人柄」であるとイメージすれば、久秀には花火をイメージしたような衣装を採用するなど、イメージに合った衣装を着用するという工夫がなされているという気合いのいれよう。
時代物に詳しくなくても五行相克をちょっとだけ頭に入れておけば、色分けから「誰が誰を倒すのか…」は一目瞭然。
これ、今までにない楽しみ方だと思いませんか。
もちろん、主となる人物ばかりだけでなくエキストラの方たちの衣装にも力が入っています。
薄く淡い色というよりも、はっきりと分かりやすい色を採用。
ここに風水は関係ありませんが、観る者を楽しませる要素が入っています。
特に今回は大河ドラマでは初となる4K放送ということで制作側も気合いが入っているとか。
細部に渡るまで分かりやすい色でカラフルに演出されていますのでお見逃しなく!
ストーリーとともに、そんな「色」にまで注目してみてくださいね。
麒麟がくる:代役・川口春奈さんと撮影ロケ地について
【キャストビジュアル公開】
帰蝶(きちょう)役
川口春奈#麒麟がくる pic.twitter.com/ihWbaVHF7t— 【公式】大河ドラマ「麒麟がくる」初回1月19日(日)放送@NHK (@nhk_kirin) December 22, 2019
今回の大河ドラマ「麒麟がくる」は、急遽代役を立てる必要がありました。
その代役として起用された川口春奈さんと、また、撮影ロケ地についてご紹介します。
麒麟がくる<川口春奈さんについて>
沢尻エリカさんに代わり、今回は、帰蝶/濃姫(きちょう/のうひめ)を川口春奈さんが演じます。
濃姫は、明智光秀の人生を左右したといわれる斎藤道三の娘で、政略結婚により織田信長の正妻となった女性。
明智光秀とは幼い頃から親交のあった間柄といわれています。
様々なドラマでその姿を見せてくれる川口春奈さんですが、意外にも今回が初めての時代劇であるといいます。
ただ、その確かな演技力と「濃姫と川口春奈さんのイメージ」というものが評価され、採用となりました。
濃姫は信長の正妻でありながら斎藤道三の娘であるということから、品のある気高さというものが必要。
その気高さを川口春奈さんは見事に表現できたというわけです。
まぁ、中には「スケジュール的に合う女優をさがした結果、川口春奈しかいなかった」などといった噂もあるようですが…。
さて、濃姫といえば馬に乗るシーンがあるのは有名。
川口春奈さんが採用されたはいいのですが、ネット上などで問題視されていたのは「乗馬」でした。
川口春奈さんは馬に乗れるのでしょうか。
濃姫には、馬に乗るシーンがありますので、乗馬ができなければ論外。
リアル感を出すためにも代役ではなく濃姫自身が載る必要があります。
その辺はクリアできるのか…。
いまのところその確証は得られていませんが、どうやらフォトブックに川口春奈さんの乗馬姿が載っていたといいます。
さて、結果はいかに…。
放送をお楽しみに。
麒麟がくる<撮影ロケ地について>
ロケ地についてはあまり公表されていませんが、その中でも公表されているロケ地、一般人でも遊べるロケ地をご紹介します。
ロケ地1.歴史公園えさし藤原の郷
こちらは、岩手県奥州市にあるロケ地。
ここでは約400人のエキストラが参加し撮影が行われたといいます。
大河ドラマ「炎立つ」の撮影にも使われました。
約20ヘクタールという広大な地に建てられていて、テーマパークにもなっている場所。
普通に遊びに行くことができますよ。
平安時代の建物や、その他時代に合わせた建物が見られますし、当時の遊びなども体験できるという貴重な場。
ぜひ遊びにいってみてくださいね。
ロケ地2.ワープステーション江戸
茨城県つくばみらい市にあるロケ地です。
「麒麟がくる」のほか、「いだてん」などといったドラマに多数使用されている有名な場所。
戦国時代はもちろん、江戸時代・明治・大正などといったエリアがあります。
一般公開もされているといいますので、当時の武士や庶民の気持ちとなって立ち寄るのも楽しそうですよ。
麒麟がくる まとめ
放送が開始された大河ドラマ「麒麟がくる」。
出演者の衣装には分かりやすい色を採用、特に主人公など武士に対しては風水の「五行相克」を用いて視聴者に分かりやすいよう色分けされていました。
川口春奈さん起用理由については、スケジュール関係・確かな芝居力・濃姫のイメージに合っていたなど様々なことがいわれていましたね。
ロケ地については、今回2か所のみの紹介となりましたが、一般公開されている場所をご紹介しました。