皆さんは、普段の食生活でどちらの方を摂っていますか?
つい手が伸びてしまうのは、甘いもの系それともこってり系?
どちらにしても、その魅力にはまるとどうでしょう。太るだけでなく、健康にもよくありません。
今回は、糖質と脂質の誘惑に惑うことのないような上手な付き合い方を皆さんと考えてみることにいたしましょう。
<糖質の誘惑に乗ると>
糖質の甘い誘惑にまんまと乗ってしまった。後で痛い目にあうかもしれませんよ。
あまり近づき過ぎても危険と考えておくと、いいかもしれませんね。
皆さんが普段の食生活で摂取した糖は、体内でブドウ糖に分解されてから、血液中にひろがっ
ていきます。すると、血糖値が上がりすい臓からインシュリンが分泌されて、このブドウ糖を
エネルギー源として細胞内に入ることで血糖値は下がります。
しかし、皆さんが糖分をたくさん摂取しますと血糖値も急激に上昇し、インシュリンも比例して、
分泌されます。
インシュリンは、エネルギー源として使用しない糖は、中性脂肪に変換し脂肪細胞に蓄える機能
があるために、身体に脂肪がつき太ってしまうわけです。
大切なことに、インシュリンは過剰分泌した場合血糖値が急激に下がります。
すると、エネルギー自体、充分に足りていても空腹感から、また食べしまうのです。
再び血糖値が急激に上昇するという負のスパイラルに陥ってしまうわけですね。
つまり、糖分の過剰摂取は、健康にも大変悪く血糖値が高いままが続くとなるとどうでしょう。
インシュリンの分泌は、逆方向に陥り働きが悪くなって糖尿病になります。
糖尿病は体内の血管に大きなダメージを与えてしまいますよ。脳血管疾患や、心疾患など命に
関わる合併症を引き起こす危険性を高めてしまうことになります。
皆さんは、糖分と言うと甘いものと感じて、ケーキなどを考えがちですが、特に、気をつけ
なければならないのが炭水化物なんです。
もちろん、甘いものに糖分がたくさん含まれてはいるのですが、炭水化物は、糖質と食物
繊維を合わせたものと考えてください。
ご飯やラーメンにパスタなどの麺類は、炭水化物をたくさん含まれますので、ダイエットを考え
ている皆さんは要注意ですよ。
そうですね。摂り過ぎないことが基本です。ではダイエットにはどうしたら良いのでしょうか?
つまり、血糖値の急激な上昇を避ければいいわけです。摂取の仕方に工夫してみましょう。
<血糖値の急上昇を防ぐには>
糖分の吸収を穏やかにしたいならば、食物繊維を摂取すると、血糖値の急激な上昇は抑えられます。
まず、食事の前に、ご飯を食べる前に食物繊維かたくさんとれるサラダ等をおすすめいたします。
先ほどお話ししたご飯、お米に含まれる食物繊維を利用しない手はありませんね。
お米の場合、皆さんが食べている白米よりも玄米を、そして、パンならば全粒粉のものをおすすめ
します。血糖値の急激な上昇を抑えてくれます。
それから、もうひとつあります。それは、ゆっくりとよく噛んで食べることなん
です。早食いをする方も多く見かけますが、あの行為は血糖値の急激な上昇を招く自殺行為
と言うくらい悪いことですね。
早食いは色々な意味で悪いと考えられています。よく噛んで食べることで、満腹中枢が刺激され
て食べ過ぎも防げてダイエットにもなります。
また、噛むことでインシュリンの分泌を助けているGLP-1と言うホルモンが増加します。
<脂質の誘惑に乗ると>
もちろん、摂り過ぎはダイエットにも悪いですね。脂肪は私たちの身体に大切なもの
ですが、カロリー面で高いことから、摂り過ぎてしまうと太ってしまいます。
皆さんのご存じの中性脂肪やコレステロールも増えて生活習慣病になります。
なかでも恐ろしいのが、脂質異常症です。自覚症状がないので、そのまま放置すると
動脈硬化が起こり、心筋梗塞や脳梗塞など命にかかわる病気に陥ることもあります。
<ダイエットのために>
何よりもダイエットや身体のためには、中性脂肪やコレステロールを増やさないこと
にあります。やはり中性脂肪やコレステロールを考えた場合に、摂るならば身体にいい油ではない
でしょうか。
イワシやサバなどの青魚にたくさん含まれるDHAやEPAは、中性脂肪を下げるのは、もちろん、悪玉コレステロールをも減ら
すのにも役立ちます。
それに、オリーブオイルもおすすめできます。オリーブオイルには、悪玉コレステロールを
減らして、善玉コレステロールを増やす働きを持っているオレイン酸が含まれています。
一方で、バターやお肉類に多い飽和脂肪酸には注意が必要です。悪玉コレステロールを増やし
てしまいます。
<糖と中性脂肪との関係は>
摂り過ぎた糖は、インシュリンの働きによって体内では中性脂肪に変わります。
よって、糖の摂り過ぎないように注意しなければなりませんね。
なかでも、皆さんが好きな丼物は、糖分も脂肪分もたっぷりと含まれています意味からも、中性
脂肪が気になる方はなるべく控えてみてください。
まとめ
いかがでしょうか。
貴方を惑わしてしまう糖質と脂肪は、どうしても
つい手が伸びてしまいます。