ラスト・クリスマス スタッフ&キャスト あらすじ
クリスマス、年末年始にピッタリの映画が本作「ラスト・クリスマス」です。
ラスト・クリスマスと聞いてピンときた人が多いのではないでしょうか。
そうです、1984年に発売以来クリスマスの定番ソングとして全世界で愛されている「ワム!」の
「ラスト・クリスマス」がモチーフになっている映画です。
今回は映画「ラスト・クリスマス」のスタッフ&キャストやあらすじなどをお送りしていきます。
IT/イット THE ENDあらすじやスティーブン・キングの小説他には!
【キャスト&スタッフ】
■ 監督:ポール・フェイグ
■ 脚本:エマ・トンプソン、ブライオニ―・キミングス
■ 原案:エマ・トンプソン、グレッグ・ワイズ
■ 製作:エマ・トンプソン、エリック・バイヤーズ、デヴィッド・リヴィングス、トーン、ジェシー・ヘンダーソン
■ 製作総指揮:サラ・ブラッドショウ
■ 出演:エミリア・クラーク、ヘンリー・ゴールディング、ミシェル・ヨー、エマ・トンプソン、パティ・ルポーン
イングリッド・オリバー、スー・パーキンス、リディア・レオナルド、レベッカ・ルート、デヴィッド・ムメニ
【ラスト・クリスマス概要】
■ 原題:Last Christmas
■ 公開日:2019年12月6日
■ 製作国:アメリカ、イギリス
■ 配給:ユニバーサル・ピクチャーズ
1984年の発売以降、世界中で愛されているクリスマス定番ソング「ラスト・クリスマス」。
この曲をモチーフに「ゲーム・オブ・スローンズ」のエミリア・クラークと「クレイジー・リッチ」の
ヘンリー・ゴールディンが織り成すロマンティックコメディです。
【ラスト・クリスマスあらすじ】
ロンドンのクリスマスショップで働くケイト(エミリア・クラーク)。華やかな店内で妖精の
コスチュームに身をまとうケイトは仕事に身が入らずに、乱れがちな生活を送っていました。
そんな変化のない日々の中、ケイトの前に不思議な青年トム(ヘンリー・ゴールディング)が現れます。
トムは何故かケイトが抱える色々な問題を見抜き、彼女を答えに導いてくれました。
そんなトムにケイトは心惹かれますが2人の距離は一向に縮まることはありませんでした。
ケイトは、歌手を目指しており、オーデイションを受けますがことごとく失敗。
そんな時、トムが姿を現します。
ケイトは彼と楽しくロンドンの街を散歩しますが、今度は店のカギをかけ忘れて店に泥棒に
入られてしまいます。
ケイトは店のオーナーにも見限られ、更に同居人にアパートも追い出されます。
行くあてのないケイトは仕方がなく生活の苦しい両親の元に戻りました。
散々なケイトはホームレス避難所に通い、そこでボランティアをしているトムとより多くの
時間を過ごすようになります。
しかし、トムはふとするといなくなり、ホームレスのシェルターでも誰も彼のことは知らないのです。
ケイトは必死でトムの素性を知ろうとしますが、それが自身の心の旅だったとはケイト自身もまだ判っていませんでした。
ターミネーター 6 キャスト あらすじ!子役が凄い!衝撃な展開に!
【ラスト・クリスマス撮影裏話】
昨年のクリスマス直前にクランクインした本作。監督のポール・フェイグは「最初の3週間はクリスマス直前で
ロンドン中のイルミネーションを撮影出来たんだ。だけどクリスマス休暇を終えて1月に撮影を再開したため
ボクたちのクリスマスは2月末まで終わらなかったよ」と話しています。
更に「クリスマスの装飾の中に身を置いていると、クリスマス以外のことが考えられない。本当にクリスマスを
過ごしているような気分だったよ。『あ、またクリスマスの季節だ』と言う感覚でとても良い気分だった。
何をしていてもウキウキしているし、クリスマスの雰囲気に包まれて行った撮影はとても
楽しいものだったよ」とコメントしています。
【ラスト・クリスマスレビュー】
この映画は言ってみればエマ・トンプソンのエマ・トンプソンによるエマ・トンプソンのための映画とも言えます。
原案、製作、脚本、出演とエマ・トンプソン一色です。
エマ・トンプソンはクリスマスの話だけに偏らずに1人の女性の成長する物語を描きたかったようです。
実際に本作は、正に1人の女性の内省的話であり、ラブストーリーとは一味違ったものになっています。
確かにクリスマスの奇跡と解釈する向きもあるでしょうが、もっと深い心の話だと考える方がしっくり来ます。
ラブコメと言うよりはもっと深い話になっています。
【まとめ】
今回は映画「ラスト・クリスマス」のスタッフ&キャストやあらすじなどをお送りしました。
本作をラブコメディと思ってみると肩透かしを食らうことになるかも知れません。
女優として長いキャリアを積んでいるエマ・トンプソンの企画だけあって話は単純には終わりません。
本作はもっと心の奥深い部分に語り掛けてくる物語です。
便宜上、男女のストーリーになっていますが、この話は女同士でも、年齢が違っても成り立つ話です。
ヒロインのケイトはこの内なる旅で、自分自身を見付けます。
純粋なラブストーリーではなくてもアットウォームなクリスマスにピッタリの映画です。
カップル同士でどうぞと言う映画ではないのでカップルで行く際は気を付けましょうね。