2020年お正月 第96回箱根駅伝！予選会勝利で復活の筑波大学の陰には出場逃す伝統校…立教大学の今後の復活は？敗退した大学の行方は？
2019年10月26日、2020年正月3が日に行われる「新春の恒例イベント」である大学駅伝競走大会「第96回 東京箱根間往復大学駅伝競走」（通称:「箱根駅伝」）の予選会が東京都立川市で行われました。
箱根駅伝予選会は、正月に行われる本戦に出場出来る合計10校の大学チームを全出場42校から選出するという大会です。
今回の予選会を迎えた結果、総合6位に筑波大学が入り、本大会に「26年振り」の出場が決まるという大きなニュースが入りました。
その一方で、かつての出場常連校が出場権を逃すという厳しい結果も待ち受けていました。
今回は箱根駅伝への復活を目指す、伝統校の「立教大学」を取り上げて紹介します。
目次です
第96回箱根駅伝予選会の結果！
第96回箱根駅伝予選会総合順位表
位/チーム名/最終総合タイム
1. 東京国際大学 10時間47分29秒
2. 神奈川大学 10時間50分55秒
3. 日本体育大学 10時間51分09秒
4. 明治大学 10時間51分42秒
5. 創価大学 10時間51分43秒
6. 筑波大学 10時間53分18秒
7. 日本大学 10時間54分29秒
8. 国士舘大学 10時間55分21秒
9. 早稲田大学 10時間55分26秒
10. 中央大学 10時間56分46秒
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐予選通過‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
11. 麗澤大学 10時間57分12秒
12. 駿河台大学 10時間58分44秒
13. 上武大学 11時間00分16秒
14. 専修大学 11時間01分57秒
15. 城西大学 11時間02分27秒
16. 東京農業大学 11時間05分05秒
17. 山梨学院大学 11時間06分14秒
18. 大東文化大学 11時間06分22秒
19. 流通経済大学 11時間10分57秒
20. 東京経済大学 11時間16分21秒
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23．立教大学 11時間23分49秒
27．慶應義塾大学 11時間28分47秒
「立教大学」の現状！ 「箱根出場プロジェクト」は始まっている
#箱根駅伝予選会 #箱根駅伝予選会2019
2024年の箱根駅伝出場を目指す #立教大学 は、#上野裕一郎 監督就任後初の予選会。23位の結果に「経験」といいつつも悔しさをにじませました。選手たちの意識も確実に変わってきている立教のチャレンジは、始まったばかりです。https://t.co/dzTzUbj0eS— 4years. (@4years_media) October 28, 2019
元中央大学OB・上野裕一郎氏の監督就任で目指せ箱根へ！
今回の96回大会予選は筑波大学がクローズアップされていましたが、他の出場校も久しぶりの箱根駅伝出場を目指して奮闘しています。
そのうちの一校が「立教大学」です。
立教大学は、1968年の第44回大会以降、箱根駅伝の本選出場から遠ざかっています。
過去最高成績が1957年の第33回で記録した「総合3位」です。
2024年お正月で記念すべき「第100回」大会、更に学校創立150周年の節目に『箱根駅伝本選出場』を目指しています。
2019年度より、中央大学OBの上野裕一郎氏を招聘し再建に乗り出しています。
上野裕一郎氏の簡単な経歴
・中央大学時代は4年連続箱根駅伝に出走
・3年生時の箱根駅伝では3区区間賞も獲得
・卒業後は実業団「ヱスビー食品」「DeNA」で活躍していた
今回の予選会は、目標を「総合20位」と掲げていましたが結果は23位。
新人監督の1年目としては僅かに目標に届きませんでした。
「いきなり選手を強く出来る監督はいない。」
その気持ちで着実に選手を進歩させるべく努力する上野裕一郎氏。
2020年春には学校内に選手寮が完成し、上野裕一郎氏自らスカウトしてきた選手達が高校から大学進学して来る事で、4年後を見据えた戦いが始まります。
箱根駅伝卒業生から２０２０東京オリンピックへ！中村選手！服部選手！！
敗退した大学たち…かつての優勝校までも敗れる
↓参照
【平成30年間の箱根駅伝を振り返ろう！】
第68回大会（1992年）は「山梨学院大学」が初の総合優勝‼️
同大学は今まで3度の優勝経験があります！公式ホームページでは、第68回大会のダイジェスト動画を公開中✨
是非ご覧ください☺️https://t.co/HClgSpPpfQ— 箱根駅伝番組公式 (@hakone_ntv) November 8, 2019
「ブルシアンブルー」山梨学院大学、「山の大東」大東文化大学までもが敗退
神奈川大学、拓殖大学、日本体育大学、明治大学といった常連校と、東京国際大学、創価大学といったここ数年力を付けてきた学校が出場を決める中、予選会で敗れてしまった名門校も存在します。
「山梨学院大学」と「大東文化大学」です。
「山梨学院大学」は1992年の第68回大会で初の総合優勝を果たし、以来長く出場を続けてきた名門校です。
近年は、本戦で次回大会の出場権を獲得出来る「シード権」圏内に届かない戦いが続き苦戦していましたが、96回大会の予選会で連続出場が途切れる結果となりました。
「大東文化大学」も、1975年の第51回大会で総合優勝を果たし、その後1990年・91年の66回と67回大会でも総合連覇を果たす名門校でした。
大東文化大学も近年は予選落ちを経験する等苦戦が続いていますが、前回大会に続く出場は叶わず。
筑波大学の復活という陰で、かつて盛りを見せていた名門校が予選落ちという激戦となっている箱根駅伝。96回大会本戦も楽しみですが、それ以上に、4年後に迎える100回記念大会の頃の勢力図がどうなっているか、注目していきましょう。
箱根駅伝2020年の予選結果から各校の注目選手は！放送予定はズバリ
（まとめ）筆者の一言
立教大学と言えば、大学受験ならば「M・A・R・C・H」（明治・青山学院・立教・中央・法政）という学校名の知名度が高く人気のある大学という印象です。
唯一50年間も箱根駅伝の本戦に進めていない事は驚きでした。
4年後の100回記念大会までには、本選出場が叶う事を願います。
