THE UPSIDE/最強のふたり キャスト&スタッフ 見どころは?
本作「最強のふたり」は2011年の人気フランス映画のハリウッドリメイクです。オリジナルは
多くの感動を呼び、鳴り物入りで公開された訳でもないにも関わらず大きなヒットとなりました。
リメイク版にありがちな大きなストーリー変更もないまま作られた本作はクリスマスやお正月に
温かいハートを届けてくれるでしょう。今回は「THE UPSIDE/最強のふたり」のキャスト&スタッフや見どころなどを
お届けしていきます。
目次です
【キャスト&スタッフ】
■ 監督:ニール・バーガー
■ 脚本:ジョン・ハートメア
■ オリジナル脚本:エリック・トレダノ、オリビエ・ナカシュ
■ 製作:ジェイソン・ブルメンタル、トッド・ブラック、スティーブ・ティッシュ
■ 製作総指揮:ロバート・シモンズ、アダム・フォーゲルソン、アンディ・ミッチェル、ミロス・ブラジョビッチ
クリス・パパバジリウ、G・マック・ブラウン
■ 出演者:ブライアン・クランストン、ケビン・ハート、ニコール・キッドマン、ゴルシテフ・ファラハニ
アヤ・ナオミ・キング、テイト・ドノバン、ジャヒ・ディアロ・ウィンストン
【THE UPSIDE/最強のふたり 映画概要】
■ 原題:Intouchables
■ 英題:THE UPSIDE
■ 製作国:アメリカ
■ 配給:ショウゲート
映画「最強のふたり」は2011年に公開されたフランス映画のハリウッドリメイク版です。頸髄損傷で
不自由な身体になった大富豪とその介護人になったスラム街の若者との交流を描いた実話が基のドラマです。
【THE UPSIDE/最強のふたり あらすじ】
黒人青年のデル(ケビン・ハート)はスラム街出身で無職、妻や子供にも見放されてしまったデルは身体に
四肢麻痺と言うハンディキャップを持つ大富豪のフィリップ(ブライアン・クランストン)の介護人として働くことになります。
秘書のイヴォンヌ(ニコール・キッドマン)ら周囲の人間達は教養もなく、何のスキルも持たないデルを
起用することに強く反対します。しかし、皆が腫れものを扱うように接していたフィリップに対し
デルは普通の人と同じように扱うデルに戸惑いながらも気を許していきます。
フィリップもまたデルを普通の人間として扱います。そして、デルはフィリップのアドバイスの下
夢を見付け更生していきます。2人の間に生まれる友情や衝突、そしてやがて芽生える深い絆。
だが、フィリップの心には誰にも言えない秘密がありました。そんな中、ある日2人を揺るがす
出来事が起きてしまいます。果たしてどん底だった彼らの人生は・・・・。
【THE UPSIDE/最強のふたり レビュー】
フランスオリジナル版は大きなヒットになり、多くの感動を呼び映画賞も多く受賞しました。
ハリウッドリメイク版も奇をてらった部分がなく、原作に忠実に製作していますので高い評価を受けるでしょう。
監督は映画「幻影師アイゼンハイム」でインディペンデント・スピリット賞にノミネートされている
ニール・バーガーだと言うことも大きな期待が寄せられています。
また、主役の2人に大ベテランのブライアン・クランストンとコメディアンとしてのキャリアもある
ケビン・ハートが実にいい味を出しています。フランス版のオマール・シーとフランソワ・クリュゼのコンビにも
負けぬ劣らずの名演を見せています。特に相性抜群のバディ感が非常に印象に残ります。
オリジナルと全く変わらない筋立てと言うことでリメイクする必要があったのかという声もありますが、
それぞれの演技の違いを観るだけでも充分価値があります。
ですが、ちゃんと観比べてみるとハリウッド版から高いエンターテイメント性があり、
明るさも底抜けでそれぞれの良さはちゃんと出ています。
ただ、実話を基にしていると言うことで言えば、ケビン・ハートが演じる人物は黒人ではなく
貧困にあえぐ移民のアルジェリア出身の青年ですので、忠実なのはオリジナルと言うことになるのですが、
そもそも、実話だからと言って一切脚色しない映画と言うものはないので、これはこれで
問題なく観ることが出来ると言って良いでしょう。
エンターテイメント性が高くなったことで、オリジナル版を敬遠していた人でも気軽に観られるのでは
ないでしょうか。
【まとめ】
今回は「THE UPSIDE/最強のふたり」のキャスト&スタッフや見どころなどを
お届けしました。
2011年にフランスで公開されたオリジナル版「最強のふたり」は大ヒット作になりました。
その「最強のふたり」がハリウッドリメイク版となってお正月映画に帰ってきます。
アットウォームでありながらも、人生における色々なことを考えさせられる映画です。
ただ、人生を考えると言っても本作はコメディドラマでもあり、楽しんで、涙して、
時に微笑ましいと言う映画です。
恋人や家族と楽しめる映画になっています。